ひとり酒
小さな小さな南の島出身のオーナーはこんな都心で店をやっています。
「島に仕事があれば、島に帰りたいと思うよ」
ロト6を片手にそう言います。
島は小さく、生きるためだけのささやかなお金さえ稼ぐのが難しいのでしょう。
「でもね、娘が居るからね。島に帰ったら、中学生までしか一緒に居れないからな…」
と続けて言いました。
そう、その島には高校がないのです。
だから、15歳になり高校進学したければ島を出て行かなくちゃいけなくなる。
私は沖縄の島々を旅してるとき、
離れた島の高校へ子供を通わせるために、両親とも出稼ぎに出て一家離散状態の方とお会いしたことがあります。
その時、
日本ってそんな国なんだな、って思いました。
良しも悪しも、そんな国なんだなって。
都心では考えられない現実だけど、私の国で起きてる出来事なんだなって。
そうだよな、
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コメント&トラックバック
知ってるようで知らない自国の事。
はるかさんは沢山の人に出会い、
それを感じ、吸収し、人に伝えていけるんですよね。
はるかさんの存在が もう日本の宝ですね。
2010 年 5 月 26 日7:11 AM posted by まさゆき
どうすれば、みんなが笑顔になれる?自分は子供の笑顔をたくさん作れる人になりたい☆明日も、顔晴れ
2010 年 5 月 27 日8:35 PM posted by やすじ