東日本震災、あの日から一年
大津波が日本を襲ったあの日から、今日で一年が経ちました。
あと二時間ほどで、その時間がやってきます。
14時46分、ぜひ黙祷を。
そして、今一度、思い起こしたい。
遺された私たちは、自分の身の回りに防災予防を。
…
逃げ口は?
避難場所は?
家族との連絡手段は?
待ち合わせ場所は?
大切なペットの行き場所は?…
それが唯一、大きな犠牲を払った私たちにいますぐ出来ること、と私は思います。
この一年はボランティアや私用などで、岩手県〜九州まで動く幅が広かったのですが、
やはり、被災地から距離が遠くなればなるほど、現実味がないようで「他人ごと」で風化するのが早いように感じました。
人には前に進む未来しかないから、忘れることが全て悪い事とは思わないけれど、でも何もしないでただ忘れ去っていくのは違うと思う。
今一度、胸に手をおいて、あの日おとずれた大きな不安を思い出してみよう…と私は思います。
普段の便利な生活のなかではまるで自然を操っているかのような錯覚に陥っていた私も、自然の容赦ない大きな力の前に立ち尽くし、色んな人の悲しみが伝染しました。
日本一周を終えた後だったから、どこも知った土地だったしどの地にも知人がいて連絡があったから、リアリティが人よりあったのも確かです。
私に、今日、できることは何か?
例えば、それが他人の為になる事じゃなくてもいいと思う。
例え自分の為だとしても、それが被害を受けた方たちに出来る事なんじゃないかと私は思うんだ。